2008年10月16日

気をつけよう!著作権

ファッション雑誌『ChokiChoki』の今月号をご覧になりましたか、皆様?



恩納村にあるパンクショップ『CHAOTIC』にお越しいただいたことのある方は、そこでフェイフォンがデザインした、火炎瓶を持ったミッキーマウスのステッカーに見覚えがあると思います。




なんとそのミッキーマウスのロングTシャツが誌面に紹介されてます。




すごいですねー。
DOLLやシェイクマガジンに続いて、まさかあんなオシャレな全国誌に取り上げられるなんて!!



ただね。


最初に、この雑誌に火炎瓶ミッキーが載っていることに気づいたのは僕の弟のシンとルーシーが偶然見つけただけで、
一体、どういういきさつでこうなったのかはフェイフォン本人すら不明とのことです。



調べてみて分かったことは、チョキチョキのウェブサイトで【JOGE MARTIN】という名のブランドから販売されているということくらいでしょうか。




まぁ、言っちゃえば、要は本人の知らないところで勝手に自分のデザインをどっかのブランドにパクられたという話ですね。
多分、ここのブランドのデザイナーが沖縄旅行中にこのステッカーを手に入れて、帰ってそのままトレースしたんでしょうか


ちなみにこれがフェイフォンがデザインしたステッカーとChokiChokiに載っていたシャツね。


081014_1716_0001.jpgx=510.jpg

ほぼ、そのまんま!


パクるにしても、あまりにもそのまま流用してるとこが面白いけど、なにより一番面白いのが、パクられたと叫ぼうにも、フェイフォン自信ミッキーをパクっちゃってるから「このやろー!!著作権侵害だ!」なんてこと言えないってとこだよね。

著作権侵害の侵害をしてくるとは、相手はなかなかの知能犯ですね。
僕、こういうのけっこー好きですよ。




そんなわけで、この服が欲しい方はChokiChokiのオンラインショップへ急げ!!
10月16日現在、在庫は残り2枚しかないぞ!

価格は3,980円!
結構高い!!

さあ、誰かこれを買って実物を見せてくれ!
posted by ゆーちゃん at 22:51| 沖縄 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月13日

NHK(あの日の後日談)



今日さっき、友達の女ユウから電話と、ミンチェルからも連絡がきたのですが、なんとテレビに僕の弟のシンくんが映ってたようです。


あれです、あれ。僕らが富士山に登っているときのやつです。
富士山頂「ライブハウス 山小屋」からおりてくる鋲ジャン姿のパンクスが、すれ違ったカメラクルーによって捉えられた衝撃映像が放送されていたそうです。



「フル装備の登山者ばかりが映る映像で、突然おかしな姿のひとが現れた。チャンネルが切り替わったのかと思った」
              友人談
posted by ゆーちゃん at 03:50| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 馬鹿共富士録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

ショート物語『ずっと二人で』

「今日は最近若い女性の間で、密かに話題のあの歌手に来てもらいました!」

『こんにちはー!!★』


「いやぁ、新曲聴かせてもらいましたが、すごく良い歌詞ですよね。多くの恋する女性の共感を呼んでるとか」


『えへへ、そうですね。今回の新曲はあたし自身が大切な人に向けて書いた曲で、自分の気持ちを素直に言葉にしたからこそ、ファンみんなの心とも繋がったと思います。』


「へぇ〜なるほどー!!男性ファンには残念ですが、それじゃあ大切な人ってのは彼氏なのかなあ?」


『ぇえ!!彼氏なんていないですよあたし!!全然モテないですもん!*』


「おや!じゃあ好きな人とか…」


『もうやだー★仕事が忙しくて、恋なんてしてる暇ないんですってば*だから早く素敵な人が現れてくれないかなあなんて♪』


「おーと!問題発言飛び出ましたねえ!!もうじゃあ、この新曲は一体誰に対す…て、ああ!はい。え〜、スタジオの準備が出来たみたいですね!!それじゃあ歌っていただきます。色んな意味で切ないラブソング『ずっと二人で』〜」
posted by ゆーちゃん at 01:41| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 妄言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

みんな苦笑い


今日はニートのくせに朝の9時という人間らしい時間に起きて、那覇までラジオの収録行ってきたんです。

昨日、なぜかラジオでおしゃべりしてる飢血のおにいさんから「ラジオでる?」っていうメールが来たから、「放送事故が起きても大丈夫なんですか?」って言ってみると、見事にスルーされて、「ラジオで流して欲しいCDあったら持って来て」と返ってきて、「なんでもいいんですか?」って聞いたわけ。
そしたら、「ロックでお願い」と。

そんで、「どこまで、ロックしていいんですか?」って返事返したら、「いけるところまでロックしなよ」って言われたから、もう嬉しくなって昨日は遅くまでCD編集にいそしんでおりまして、危険フレーズが溢れたCDを完成させ、流してきました。



放送中には抗議の電話はかかってこなかったみたいです。

posted by ゆーちゃん at 22:14| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

ブラフ

最近、知らない番号からよく電話がかかってくる。

これも、そのひとつ。


声も名前も全く記憶にないけど、どうやら同じ学校だったらしい人からの電話。

そりゃもう「久しぶり!覚えてる?」なんて感じでスゴい親しげに話してくれて、そしたら僕だって覚えてないなんて言えるわけなく、まるで久しぶりとばかりに話してはみたけど、やっぱり電話を切る最後まで思い出せずにモヤモヤした。



あんなに親しげに話してくれる人を覚えてないなんて、僕はなんて薄情な人間なんだろうと、自分を責めながらついさっきアルバムをめくってみたんだけど、その人の顔を見てビックリした。


覚えてないどころか、こんな人知らなかったんだもん!
一度も話したことないし、顔だって見たことないし、こりゃ一杯食わされた。


なんだか、知り合いの素振りで話した僕がウソをついてしまったような罪悪感に駆られていたのに、まさか僕の方が騙されてたなんてさ。



これからは、心当たりの無いときは
「誰だっけ?」
って、ちゃんと聞ける勇気を持とうと思った今日この頃。






ところで、なんであの人は、まるで旧友にでもあったかのようにあんな親しげにしてきたのか、そんな謎だけが夜の闇へと消えてゆくのです。
posted by ゆーちゃん at 00:33| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月11日

登山を終えた阿呆は死んでも阿呆

Q1.
あなたはある日突然、無人島に島送りにされることになります。
そこにはなんでも好きなものを一つだけ持っていくことが許されました。
たったひとつだけです。

さあ、ここで質問です。
無人島にあなたは何を持って行きますか?
























考えた?

ちゃんと決めなよ


















よし。
決めたよね
もう、良いよね












ところで、本当にそんなもんで良いの?!


本当にそれを持っていくことに後悔はないんだね。





「無人島に行く時だって、私はこの聖書を持っていく」


マジかよ!
これからは無人島で生活するんだ。
自給自足サバイバルマニュアルとかそんな本の方がよっぽどバイブルになると思うんだけど、いいのかなそんなこと言って。
一体、何の役に立つって言うんだい






「俺は音楽無しじゃ生きられない。だから、このギターを持っていくよ」

そういう戯言を人生の危機においても言えるなら立派だと思うよ。

でも、あの偉大なるカートコバーンは言っていたよ

あなたにとってギターとは?
「ただの死んだ木。」

その大事なギターが火を起こす薪になってもしんないよ










「僕は、死ぬその直前まで絵や文章を残していきたい。だから紙とペンこれだけあれば良い。」


うん、気持ちは分かった。

だけど、紙かペン、どっちかひとつにしてね。











っていう!!
そういう!
そんなツッコミをしたくなるような格好つけて腑抜けた答えをした人たちに、
「だったら、2〜3日で良いんで、試しにそれだけ持って無人島行ってきてみてよ」
って言いたくなる僕がひねくれてるんでしょうか?


いや、違う!
こんな事言う奴らがヌルい生活に浸ってるだけに違いない!…と思いたいんですけど、まあというか無人島に一つだけ持っていくものという質問自体が現実離れしてますから、そりゃ平和な答えが返ってくるのも当たり前だってばね。

だから、もっとよく真剣に現実的に考えた場合は皆さん何を持って無人島行くんでしょうかね。

と、それは、ちょっと考えといて下さってもらうとして、それはそうとやっと富士山の登頂記録のブログを書き上げました。

遅くなって申し訳ないです。
お時間ある方は、バカが集まって富士山登るとどういうことになるか良く読んどいて下さい。

正直、バカはバカなりにこういうとこで辛い苦労を経験しとけば良いのに、あんなあっさり登って帰ってきてしまったもんだから、今まで富士山登ってきた人たちの感動話を聞くと、自分は人間失格なんじゃないかというような気がしてなりません。

ただ、弁解しておきたいのは、僕も一応ヒドい寒さで大変な思いはしていたということです。

登山自体が全然キツくなかったのは小学生の頃に愛媛の山奥で、野山を探検して育ったから、山の登り方が身についてたんですきっと。


って!あ!!!!
そういえば、それよりもご報告が大変遅れましたが、僕つい最近ついに…!むむ
ついについ最近…。うん
そう、つい最近ついについつい沖縄まで帰って来ちゃいました。


沖縄に帰っても相変わらずニート生活を送っている僕ですが、今、すごい時間が有り余ってるんですよね。

なんか仕事やる前にと、今のうちに一つやりたい企画を思い付いたので、それを実行したいと考えてるんですけど、よければ参加したいって人は怖がらずに名乗りを上げて下さいね。
まあ、どういう企画かは後ほど発表するとして…、


ところで










無人島に持っていく一つは決まりましたか?










え?忘れてた
だからよく考えてみてね



























考えた?












あ、まだね











もう、そろそろ決まったでしょ?














はい!
それじゃあ、それだけを持って、一緒に無人島で2〜3日くらい生活でもしにいきましょうか


今度は、そういう企画です
posted by ゆーちゃん at 12:52| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

最後の富士録 / 『二度目の富士』

前回のつづき


富士に登るとき、僕は休憩中を除いて、登山客誰一人にも追い越されることなく、かなりのペースで登りきったと思う。

体力に自信のある5人のメンバーの中でも、まっさきに頂上までと登り、そしてまた一番先に下にまで降りて来た。


そして、また降りてすぐに六合目を目指して登ろうとしている。



疲れ知らずと言われれば、そうなのかもしれないが、僕だって完璧な肉体を持っているわけではない。


二度目の登山道を歩く中で重要な事に気付いた。





今、自分が猛烈に眠いということ。




「そういえば、夜は富士山登ってる最中だから、昨日から一睡もしてないんだ。」


そこに気付いた瞬間、確信した。

「ということはシンも本気どこかで寝てる確立が高い。というか、絶対寝てるに違いない!!六合目より上にはもう行きたくないのに!」


なんて手のかかる弟なんだろうと思いながら、足取りも重くなろうというとき、ふと上の方を向くと



クローズ武装戦線さながら、凶悪なライダースジャケットを羽織ったサングラスの男が、かったるそうにゆらりやらりと歩いてくるではないか


さっきまで強敵と一戦交えてきたのだろうかといわんばかりにフラフラになっていた。


シン
「きつい。もう、これ風邪…。」


三歩歩いては立ち止まり、三歩歩いては立ち止まり、動くのだけでも必死なんだと見てとれる。
やはり、こういうときは兄らしく肩を担いで一緒におりてやるのが男ってもんだろう。

とは、思ったが、それは面倒なので何もせずに、自分の足で歩かせた。



二人で下へ下へと目指す中、二人組の男が話しかけてきて、「一緒に写真撮ってください」と頼んできた。

「二人ともヤバいコンビだね。頂上で見たけど、あの夜の寒さの中でTシャツとその革ジャンは異質でしょ!」


そんなこと言って、やたらとテンションが上がっていた。


それから、またまたゆっくりゆっくり歩くのだけど、いたる人にシンくんは隠し撮りされていた。


ゆう
「こっそり撮られてるよ。」


シン
「もう、頂上からここに降りてくるまでに、20回は写真撮られてるから慣れた。」


ゆう
「ちゃっかりピースでもしてみたら。」

なんて冗談は言ってみたけど、20回って…。
多分、本人が気付いてないところではそれ以上は撮られてるんだろうな


そういえば、クバくんがシンくんとおりているときには、すれ違う登山者がみんながみんな、まるで義務のようにシンくんだけはかかさず挨拶をしていたと言ってた。


そして、ある家族のドキュンメンタリー番組を撮ってるらしいカメラクルーとすれ違ったときには、カメラマンはまるでイエティやビッグフットなどの未確認生物でも発見してしまったかのように、家族ではなくシンくんの様子を追跡していたなんて言ってた。



まさか、しばらく見ないうちにこんな"山の主"みたいな存在になってるほど立派に成長してたなんて、兄ちゃんは嬉しいよ。



とかなんとか言ってるうちに遂にシンくんもクタクタながら五合目到着。
みんなが揃った。


こうして、僕らの無計画な日本一のハイキングは終わった。



これで、やっとこのお話もジ・エンドってわけさ。
長いお付き合いどうもご苦労さん





















--------------【あ、追伸】-----------------







帰りはタクシーで、最初の駐車場まで戻ったのだけど、駐車場に着いた瞬間、


とーも
『ヤバいっす!!俺、ちょっとゲロ吐いてきます!』


と、ダッシュでトイレへ向かい、残りの三人は駐車場でそのまま崩れ落ちた。


車酔い、高山病、風邪。


メンバー全滅。






DSCF3408.jpg












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(写真はデジカメで撮影)











そんな中、僕ひとりだけが最初から最後までピンピンしていた。

相変わらず、死に損ないの、しぶとい人間らしい。




正直、こういう事を言うのは実に不謹慎だと思うし、そんなつもりは微塵もないのだけど、必死に富士山を登った人々を冒涜することになるかもしれないけど、あえて言わせて欲しい。






なんというか、正味な話…
僕にとって、富士山登るより、高校の頃の4キロマラソンを一度も歩かずに走りきることの方がキツいと思っちゃった。










きっと、富士山を登るのが大変なのは過剰な装備品の多さと、その重さのせい、あとは高山病だと思う。


ちゃんと厚着さえすれば、あとは手ぶらで割とあっさり登れてしまう…はず




多分ね。




あーあ。こんなこと言ったら間違いなくワルもんだもんで、ここは最後に謝っときます。


本当、山をナメてごめんなさい。

みなさんも、くれぐれも富士山にはハイキング気分で登らないよう注意しましょう。
posted by ゆーちゃん at 22:14| 沖縄 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 馬鹿共富士録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

富士録その6 / 『視聴率100%』

前回のつづき



とーも
「え!?ゆーさん、もう追いついてきたんすか?!」



ゆう
「うん、俺もまさかこんなところで追いつくとは思いもしなかった。ってか、脱臼は!?」



とーも
「あ、あれウソっす!」


ゆう
「えぇー!脱臼した腕見たかったのに!」



とーも
「いや、でも冗談抜きで肩はヤバかったんですって!」


トモヒロック
「ところで、ゆうちゃんは高山病だいじょうぶなの?」


ゆう
「うん、まあ。大丈夫よ。そっちは…」


トモヒロック
「うん。相当、きもちわるいね」


ゆう
「あ!でも、そういえば登る前にコンビニで酸素カン2缶買ってなかったっけ?」


トモヒロック
「もう全部使っちゃったYo!吐きそうだYo!」



ご…!ごめん。。。
最初に、「気圧の変化なんて歩きながら馴れるよ」なんて言った僕が悪かった…。





そんな罪悪感を感じる中、上からシンくんとクバくんが降りて来るのを待ちつつ休憩していたんだけど、一向にやってこないので、二人に電話しようと携帯電話を持つが、そういえば充電切れてたんだと思い直し、とーもに頼んだ。

最初に、とーもがシンくんに電話をする。


とーも
「…。…。…。うーん、シンのケータイ繋がんないっす!バッテリー切れてるみたい。」


ゆう
「あちゃあ、やっぱりかー。それじゃあクバに頼む。」


とーも
「OKです!ん、…。あ…、あぁー。すんません!俺のも充電切れちゃいました!!」


ゆう
「なんと!!そっか。そしたら、トモヒロケンロー頼む。クバに電話を…」


トモヒロック
「もう、とっくに俺も充電切れてるYo!!」


ゆう
「ぇえええ!!!!」




…。




全滅。





なんで、みんな出かける前に充電くらいやっとかないんだろう。





なんていうか、携帯電話を持ってる人間が近くにこう5人も居るのに、連絡が取り合えないってどっかおかしいってば。



仕方なく、僕らはゆっくりゆっくり五合目へと下って、そこで二人の帰りを待つことに決めた。


するとその途中、霧のように雲がかかった丘が目の前に広がった




DSCF3405.jpg




とーも
「ゆうさん!!雲が目の前に!!!」



ゆう
「おー!本当だ!」


とーも
「ところで俺、世の中にはゼッタイわたあめみたいに食べられる雲があると思うんですよ!」


ゆう
「分かる!分かる!!食べたいね!でも俺、わたあめってそんな好きじゃないんだよね!!!」


なんて、ゴールも近いもんだから、そうやってテンション上がってハシャイでる時に、


トモヒロック
「あれ、スゴいね!!雲だよ!目の前に雲があるよ、ゆうちゃん!!!ひゃっほーーー!」

そんな事を言ったかと思うと、突然トモヒロックンロールは携帯電話を取り出し、その光景をパシャパシャとカメラ機能を使って撮り出した。








ゆう
「え!ちょっ?!ちょちょちょちょちょ!!!!!ケータイ充電切れてたんじゃないの!?」




トモヒロック
「俺のケータイ、歩いてるとその振動で充電して、約5分間の通話が可能なんだYo!!」



ゆう
「それ、先に言おうね!そして、クバに電話しておくれYo!!!!って、あ。うつった」



トモヒロック
「ふふふ、任せてYo!」




なんて、みんなマイペースなんだろう…。




そんなこんなで、クバくんに連絡を取ると六合目から降りてる途中で、もう少しで五合目に着くからとの事だった。



そんなこんなで待つ事15分。
疲れきった顔でふらふらとクバくんが降りてきた。


一人で!!






とーも
「あれ?シンはどうしたんっすか??」



クバ
「はぁはぁ…。遅いから…置いてきた。」




本当に…。




なんて






なんて、みんな自分勝手なんだろう…。





それから30分は待ったが、全くシンくんが降りてくる気配はない



ゆう
「よし、ただ今よりシンの捜索を行う。とーも、ついて来てくれ。まずは聞き込みだ!」



とーも
「ラジャー!」







『すみません!!降りてくるときに、黒いトゲトゲの男を見かけませんでしたか?!』

僕らは山から下りてくる人達に声をかけてまわり、シンくんが今どこにいるのか絞り込もうと考えたわけだ。


「ああ、見た見た!昨日から5回くらい見たよ!最後に見たのは七合目の山小屋の近くだね」


「え!!知ってます!私、こっそり写真撮っちゃった!!」


「あ!!そういえばすごいパンクな人が頂上に居ましたよね!」


「見ました見ました!!八合目の山小屋と、七合目の途中の山道で!でも、すごくしんどそうでした。かなりバテてましたよ。」


「あの人、もしかして有名人なんですか!?六合目の上の道にある岩に、すごいオーラ出して、もたれてましたよ。」



見事に、聞く人、聞く人、例外無く全ての人がシンくんを目撃しており、"トゲトゲの男"という単語に誰もが興奮して、「一体、彼は何者なのか?!」と正体を知りたがっていたが、何度も説明するのも面倒なので、「ちょっと探してるんです」とだけしか言わなかった。



ゆう
「とりあえず話を総合すると、少なくとも6合目までには来てそうだね。でも、奴のことだ。休憩のつもりがそのまま眠りこけてるという可能性が高い。今から、起こしにいってこようと思うけど…。とーも、疲れてるねぇ。よし、じゃあ俺がこれから一人で行ってくるので、みんなと待ってておくれ。」



そう言って僕は、ついさっき降りて来たばかりの山を再び登り始めるのだった。








つづく
posted by ゆーちゃん at 16:51| 沖縄 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 馬鹿共富士録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

富士録その5 / 『場違いな男たち』

前回のつづき


御来光を拝んだ僕ら二人は、達成感を噛み締めることもなく、感傷に浸るわけでもなく、あっさりと朝日に背を向けた。

正直、僕は寒すぎて一刻も早く下に降りたかったし、クバくんは高山病にやられ、景色に美しさを感じている余裕なんてなかったようだけど、ただ、とりあえず頂上には来たのだからある程度は散策しようぜと、幾許(いくばく)かの間、頂上をうろうろすることにした。





DSCF3389.jpg

DSCF3392.jpg

fuji1.jpg


ところで結局、残りの三人は登ってこれたのだろうか?
頂上といえど、なかなか広いし、人も多いし、目当ての人間を探すのは難しい…
















と…
















あれは






















DSCF3396.jpg


ひとり、おかしな奴がいるな。
























DSCF3397.jpg

うん、この頭に子の格好
間違いなくシンだ。

こんな頂上の山小屋にライブハウスなんてないし、人違いなんてありえない。








ゆう
「おっす。ちゃんと登ってこれたんだな。どう?日の出までには間に合った?」



しん
「間に合ったよ。でも、風邪が本格的にぶり返してきたから、朝日は見ないでずっとそこの土産屋の壁にもたれて寝てた。」



ゆう
「お前…」



しん
「早く帰ろうぜ。」



ゆう
「おまっ…。」


しん
「ところで、クバ」
↑年上でも呼び捨て


くば
「なに?」
↑みんな馴れてる


しん
「頂上の景色はどうか?」


くば
「こんなキツい思いして見るもんじゃないな」



揃いも揃って全員、富士山に失礼すぎやしないだろうか。
というか、必死で登ってきた登山者の皆さんに対して謝るべきのような気にすらなる。



まぁ、とにかく
そんな会話をしながら、僕らは下山していたのだけど、この下山時にもまたペースの差は現れるようで、少し気をはなして歩いていると、シンくんクバくん二人との距離がすごく空いてしまっていたりした。



そんなとき
「このまま下山していたら、頂上に向かうトモヒロックンロールと、とーもに出会えるかなぁ」
なんて考えながら、ふと後ろを振り返ると、頂上へ向かうお姉さん二人組の登山客がシンくんに声をかけていた。


まぁ、そりゃこんなところであれは珍しいし、声もかけたくなるよなぁと思いながら、シンくんたちが降りてくるのを待っていると


シン
「ゆう!トモヒロックンロールと、とーもリタイアして五合目のタクシー乗り場で待ってるって」



ゆう
「ぇ?!?!!!」


クバ
「さっきの人達、九合目でとーも達に出会ったらしく、『トゲトゲのパンクス見つけたら伝言お願いします』って言伝を頼まれたみたいでさ、かなり高山病がヤバくて堪えられないみたい!!」




シン
「それと、荷物が重すぎて肩が脱臼したって!」




ゆう
「っぶ!!!…脱臼て…ぷぷぷ」




不謹慎にも僕はそこで腹がよじれそうになるくらい大笑いした。


だって、荷物が重すぎて脱臼なんて聞いた事ないし、それでリタイアってある意味伝説なんじゃと思ってる隣では、シンくんとクバくんが、
「トモヒロックンロールの奴、筋肉付け過ぎたせいで肉離れしたんだろうな」
とか真面目に話し合ってるし、またそれもおかしくて仕方がなかった。


「脱臼した奴は、とーもじゃないのか?肩掛けカバンだったし」
とりあえず、そう告げた僕は一人で、下で待ってる二人の様子を確かめにいきたく急いで降りていった。






「二人とも、もう五合目でボロボロになりながら待ってるんだろうな…。」




そんなことを思いながら七合目の山小屋に差し掛かったところで僕は二人に追いついてしまった。



DSCF3401.jpg



ゆう
「って!?元気じゃん!!!!」




つづく
posted by ゆーちゃん at 21:30| 沖縄 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 馬鹿共富士録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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